【要約】ストレングスファインダー「個別化」の特徴まとめ

ストレングスファインダーの「個別化」について、3つのポイントにしぼって要約しています。

 

① 何ができる強みなのか?

② 好きなことはなにか?

③ 注意点はなにか?

 

【定義】ストレングスファインダーでいう「強み」とは?

 

”無意識”に表れる行動・感情・行動パターンを「才能」。

”意識的”に才能を使いこなせている状態を「強み」と定義しています。

 

 
「才能」は意識的に使って初めて役に立つものです!

【要約】ストレングスファインダー「個別化」3つのポイント

 

①何が出来る強みなのか?

 

  • 「個性を理解して相手を受入れる力」で「一人一人の強みや、多様性による可能性を受け入れたり、引き出すことが出来る

 

 

個別化の強みは人間観察をしていると、その人の独特の個性を発見することが出来ることです。

 

また、ひとりひとりの個性的な考えや状況を想像して、こちらから提案することも出来ます。

 

多様性を受入れられる為、国籍・性別・人種の微妙な違いについても理解が深く、多くの人と関係を築けるのが個別化の特徴です。

 

例えば、カウンセリングや学校の先生などなら、患者や生徒の性格や状況に合わせて話を聞いて考えを引き出します。

 

その為、全員に同じ対応をせず、それぞれにオリジナルの対応をすることで相手と関係を築くことが出来るのです。

 

「きっとみんな同じ考えでしょう?」

「みんな出来るのになぜあなたは出来ないの?」

などのようなことは決して言わないはずです。

 

例えば、営業としてモノを売ったり、セールスライティングで記事を執筆したりしたとします。

 

この場合、同じような手段ではなく、相手の考えや状況に合わせて工夫した提案が出来ます。

 

それぞれのやり方があることを理解しているので、

「この人には上手く提案できたに、あの人にはなぜ同じやり方で上手くいかないのだろう?」

といったようなことにはならないでしょう。

 

 ②好きなことは何か?

 

  • 人の違いを尊重し、活かそうとする

  • 11人の違いがひらすら面白い

  • 11人が異なることを受け入れ応援されている環境が幸せ
  • 「みんなそうだ」と言われると「11人違うんだからみんななんてあり得ない」と抵抗感

  • 相手を自分の思い通りにしようとする人に抵抗感

  • 全員に同じアプローチをするのは好まない

 

 

個別化の強い人は、それぞれの人の個性が活かされている状況が楽しいです。

 

企業でいうところの人事の役割が自然と出来てしまうのが特徴です。

 

また、ひとりひとりの個性の違いを理解して尊重することにこだわりがあります

 

必ずしも同じアプローチをせず、それぞれが力を発揮できるやり方をしてあげたいと思うのが個別化のこだわりです。

 

例えば、文化祭で飲食店を出す状況をイメージしてみてください。

 

個別化が強い人は、それぞれの役割がくじ引きで決められるよりも、得意なことを活かした適材適所で配置されるのを好みます。

 

「あなたはデザインが得意だから店の看板やチラシをつくって!」

「あなたは接客が得意だから現場対応をお願いね!」

「私はお店が上手く回るようにオペレーションを考えるね!」

などと、それぞれが活躍できる状況を考えることが得意です。

例えば、個別化が強いマネージャーから部下への接し方にも特徴があります。

 

部下のAさんはこまめにモチベーションを管理してあげるとやる気を出すので、週に1回面談をします。

 

しかし、部下のBさんは頻繁に会話をするよりも出来るだけ自由に任せられた方が成果をだせるので、必要最低限の確認だけして、頻度も隔週に1回程度の面談にします。

 

 ③注意点は何か?

 

  • 個々人のニーズの為に、グループのニーズを犠牲にすることがある

 

 

個別化の注意点としては、個人を尊重するあまりに集団としてのあるべき姿を犠牲にしてしまうことがあるです。

 

時には集団をひとつのとして考えることで、全体の利益をとれるように動くことをしてみると良いかもしれません。

 

 

例えば、職場のメンバー毎の個性を優先させることで組織として収集がつかなくなってしまったとします。

 

その際は、部署単位の個性としてあるべき状態を考えてみると、メンバー全員が一様にどうあるべきかを見つけることが出来ると思います。

 

ストレングスファインダー原文の説明(補足)

 

ストレングスファインダーの開発元であるGallup社の説明では次の通りです。

 

 
原文でも「個別化」は人の個性に対して興味を持ち、他人の特徴をよく観察できる強みだとわかります。

 

あなたは「個別化」の資質により、一人ひとりが持つユニークな個性に興味をそそられます。あなたは一人ひとりの何が特別でどこが個性的なのかを覆い隠したくないので、人を一般化したり、あるいは類型化したりすることに我慢できません。むしろ、個人の違いに注目します。

あなたは本能的に個々人のスタイル、モチベーション、考え方、関係の築き方を観察しています。あなたはそれぞれの人生における、その人にしかないストーリーを理解します。この資質によって、あなたは、友達にぴったりの誕生日プレゼントを選んだり、人前で誉められることを好む人やそれを嫌う人がわかったり、一から十まで説明して欲しい人と、一を示せば十を知る人とに合わせて、教え方を調整できたりするのです。

あなたは他の人の強みをとても鋭く観察する人なので、一人ひとりの最もよいところを引き出すことができます。この「個別化」の資質は、あなたが生産性の高いチームを作ることにも役立ちます。完璧なチームを作るに当たり、チームの「組織構造」や「作業手順」に着目する人もいますが、優秀なチーム作りの秘訣は、各自が得意なことを十分に発揮できるような、強みに基づく配役であるということをあなたは本能的に知っています。

出典:クリフトンストレングスの資質「個別化®」の紹介

 

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