【要約】ストレングスファインダー「分析思考」の特徴まとめ

ストレングスファインダーの「分析思考」について、3つのポイントにしぼって要約しています。

 

① 何ができる強みなのか?

② 好きなことはなにか?

③ 注意点はなにか?

 

【定義】ストレングスファインダーでいう「強み」とは?

 

”無意識”に表れる行動・感情・行動パターンを「才能」。

 

”意識的”に才能を使いこなせている状態を「強み」と定義しています。

 

 

 
「才能」は意識的に使って初めて役に立つものです!

【要約】ストレングスファインダー「分析思考」3つのポイント

 

①何が出来る強みなのか?

 

  • 感情的な問題も冷静な思考し、状況に影響するあらゆる要因を考えることができる

 

 

分析思考は「原因を分析する思考力」です。

 

原因特定が苦手な人は多くいます。

 

しかし、分析思考が高い人にとっては簡単なことです。

 

分析思考は、数値データを見ているとその関連性を発見することができます。

 

例えば、マーケティングやデータ調査などにおいて、自分が伸ばしたいもの(販売額や販売件数)に関連性する要因を発見することができます。

 

その為、結果を伸ばすには何をすれば良いかがわかります。

 

感情に流されないことは、課題に対する仮設を立てる段階でも発揮します。

 

例えば、認知率が30%のある商品に広告を出したとします。

 

しかし、広告を出した後の認知率は32%であり、思ったよりも効果が薄かったです。

 

この場合、「せっかく広告を出したのだから少しでも効果があった」と言いたいところです。

 

ただ、分析思考が強い人の特徴としては「これは広告の効果なのか?」「広告を出す前と後で他に変わった要因はないか?」などと冷静に分析ができます。

 

 ②好きなことは何か?

 

  • あらゆる事実から理由と原因を知りたい

  • 目に見えない曖昧なものは好きではない

  • 状況や理由がわからないことを、データや事実を調べて明らかにするのが楽しい
  • 疑り深く、本当のことが知りたい

  • 感情や気持ちも、できる限り正確に数値化して、白黒はっきりさせたい

  • 要は何なのか?理由や真実がわからないときに、わかるまで追求したくなる

 

 

分析思考の強い人はあらゆる状況に対して原因が明らかになるのが楽しいです。

 

わからない事があると「なぜ?なぜ?なぜ?」と無意識に深堀りしていきます。

 

「トヨタ式の5回のなぜ?で真因を明らかにする」という考え方には共感できるのではないでしょうか?

 

また、理由がすぐに見つかったり、ハッキリした理由が返ってくると喜びます。

 

例えば、人事部長がエンジニアの社員と会話しています。

 

社員:「うちの給料は他社に比べて安いです」

 

人事部長:「何故そう思ったの?」

 

社員:「新聞で、他社はうちより平均して高い給料をエンジニアに支払うと読みました」

 

まず、このように明確な理由が返ってくることが嬉しいです。

 

ただ、その理由に対しては「なぜ?」が続きます。

 

人事部長:「どのような業界のエンジニアなのか?」「どの地域の会社なのか?」「平均値は誰かが引き上げているだけじゃない?」

 

あらゆる要因を考えて、やっぱりうちの給料が安いとわかると初めて納得できます。

 

 ③注意点は何か?

 

  • 分析によって行動ができなくなる

 

 

分析思考は、原因や理由を探し続けてしまい、気付けば何も進んでいないことがあります。

 

その場合は、他の強みを活かして自分を動かすと良いです。

 

  • 分析思考×達成欲
    課題の原因をタスク化して次々に完了していく
  • 分析思考×学習欲
    何故だろう?を解決するために、セミナーや勉強会に足を運ぶ

  • 分析思考×最上志向
    より良くする為には何をすべきか?を分析して、進歩に向かうようにする

  • 分析思考×回復志向
    問題の原因を発見し、本来あるべき状態に戻すように進めていく

  • 分析思考×調和性
    会議のファシリテーターになり、それぞれの意見と要因を分解しながら、共通点と相違点を見つける

 

ストレングスファインダー原文の説明(補足)

 

ストレングスファインダーの開発元であるGallup社の説明では次の通りです。

 

 
原文でも「データや事実をもとに論理的な整理を進めていこうとする強み」だとわかります。

 

「分析思考」の資質を持つあなたは、他の人に「証明しなさい。あなたの主張がなぜ正しいのか示しなさい」と強く要求します。このような詰問を受けると、自分のすばらしい理論がもろくも崩れ落ちるのを感じる人もいます。これがまさしく、あなたの意図するところです。

あなたは必ずしも他の人のアイデアを壊したいわけではないのですが、彼らの理論が堅固であることを強く求めます。あなたは自分自身を、客観的で公平であると考えています。あなたはデータを好みます。データは人々の考えに左右されず、ありのままだからです。あなたはデータを見ると、パターンと関連性を捜し出します。

一定のパターンが互いにどのように影響するのか、どのように結びつくのか、結果はどのようなものかを理解しようとします。この結果が、提示されている理論や目の前の状況にふさわしいかなど、疑問を投げかけます。

あなたはこれらの点を一つずつ明らかにして、根本的な理由を探し当てます。人はあなたのことを論理的で厳格であると見ます。その人達は、いつかあなたのところにやって来て、誰か他の人の「非現実的な考え」あるいは「整理されていない考え」を話し、あなたの研ぎ澄まされた思考からみた意見を聞くでしょう。

あなたの分析結果を伝えるとき、厳し過ぎないようにしましょう。そうでないと、その「非現実的な考え」が彼ら自身の考えである場合、その人はあなたを避けるようになります。

出典:クリフトンストレングスの資質「分析思考®」の紹介

 

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