【要約】ストレングスファインダー「最上志向」の特徴まとめ

ストレングスファインダーの「最上志向」について、3つのポイントにしぼって要約しています。

 

① 何ができる強みなのか?

② 好きなことはなにか?

③ 注意点はなにか?

 

【定義】ストレングスファインダーでいう「強み」とは?

 

”無意識”に表れる行動・感情・行動パターンを「才能」。

 

”意識的”に才能を使いこなせている状態を「強み」と定義しています。

 

 
「才能」は意識的に使って初めて役に立つものです!
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【要約】ストレングスファインダー「最上志向」3つのポイント

 

①何が出来る強みなのか?

 

  • 「最高の状態との比較からエネルギーを生み出せる力」で「高い理想に向かって効率良く動く」ことが出来る

 

 

最上志向の強みは、平均以上の状態をより良くさせることに熱心な点です。その為、最高な状態にするために効率的に動くことが出来ます。

また、優秀な物や優秀な人を見つけることが上手いです。

 

例えば、5教科のテストで平均点が全て50点だったとします。

 

自分の結果は、英語と国語と社会は40点、数学と理科は80点でした。

 

この場合、平均点以上である理系科目を100点に近づけようと考えます。

 

平均点以下の文系科目を伸ばそうとは考えません。

 

(そのように考えるのは”回復志向”の特徴です)

 

得意なことをより良く伸ばしていく方が効率的だと考えています。

 

 

また、勉強でより良い状態を目指す為には「良い先生に教わる」「よい参考書を使う」ことが大切と考えます。

 

その方が最高の状態に近づけるからです。

 

そのような考え方から、優秀なものを見分ける能力も高いです。

 

②好きなことはなにか?

 

  • 他と比べて優秀なものを更に伸ばしたり、最高なものを選ぼうとする

 

  • 嫌いなことはやらず、好きな事に取り組める状態が好き

 

  • チームメンバーが皆秀逸で中途半端な仕事をする人はなく、お互いを切磋琢磨しながら優秀を目指している状態が幸せ

 

  • 常に優秀でなければならず、後退はあってはならない、現状に満足したらおしまい

 

  • 二度手間や無駄なことをさせる相手は好きではない

 

  • 嫌いなことは全くやる気がでない

 

  • 中途半端な仕事をする人は許せない

 

 

最上志向の強みは、平均以上の状態をより良くさせることに熱心な点です。

そのため、最高な状態にするために効率的に動くことが出来ます。

また、優秀な物や優秀な人を見つけることが上手いです。

 

例えば、ある編集者がライターに記事の作成を指示したとします。

 

指示した意図を理解されず、書き直しが多い状態だと、人よりも深く幻滅してしまいます。

 

逆に、ほぼ完ぺきな記事であればやる気が上がり、それで良しとせずに細かいところまで確認をして最高の状態を目指します。

 

また、チームで仕事をしている場合は、メンバーひとりひとりが優秀であると喜びます。

 

そして、自分は得意なところで活躍したいという気持ちが強く、上司が自分の強みを理解していないとガッカリします。

 

得意な仕事を任されれば人一倍やる気が出ますが、苦手な仕事を任されると人よりもやる気が落ちます。

 

 ③注意点は何か?

 

  • 好き嫌いが強い為、選り好みをしてしまう

 

  • 周囲にも向上心を期待しすぎてしまう

 

 
最上志向の注意点としては「好き嫌いが強いこと」や「周囲にも期待しすぎてしまうこと」があることです。

 

周りが自分の期待に届かない場合は、効率が良く進める方法をアドバイスしてあげましょう。

 

自分自身は効率よい方法が当たり前でも、他の人は気付けていない場合があります。

 

また、周りに対して好き嫌いをしてしまう場合は、その時の自分が理想とする状況に対して相手が適任でなかっただけです。

 

普段から出来るだけ他人の強みを見つけてあげることで、その人の力が必要となる場面を想定しておきましょう。

 

また、人から苦手なことばかり任される場合は、自分の強みを言葉にして伝えることが大事です。

 

相手はあなたの得意なことに気付いていないだけかもしれません。

 

1度得意なことで成果が出せれば、次もまた任されて、やる気アップにもつながります。

 

ストレングスファインダー原文の説明(補足)

 

ストレングスファインダーの開発元であるGallup社の説明では次の通りです。

 

 
原文でも「最上志向」は、強みを見つけて伸ばそうとする力だとわかります。

 

平均ではなく、卓越していること。これがあなたの評価基準です。平均以下の何かを平均より少し上に引き上げるには大変な努力を要し、あなたはそこに全く意味を見出しません。平均以上の何かを最高のものに高めるのも、同じように多大な努力を必要としますが、はるかに胸躍ります。

強みは、それがあなたのものであれ他人のものであれ、あなたを魅了します。真珠を追い求めるダイバーのように、あなたは強みを示す明らかな徴候を探し求めます。優秀さが垣間見られる瞬間、習得の速さ、一気に上達したスキル、これらがわずかでも見えれば、そこに強みがある可能性があります。そして一旦強みを発見すると、あなたはそれを伸ばし、磨きをかけ、卓越したレベルまで高めずにはいられません。あなたは真珠を光り輝くまで磨くのです。

この自然に強みを見分ける力は、他の人からは差別的と見られる可能性があります。あなたはあなたの強みを高く評価してくれる人たちと一緒に過ごすことを選びます。同じように、自分の強みを発見しそれを伸ばしてきたと思われる人たちに惹かれます。あなたは、あなたを型にはめ、弱点を克服させようとする人々を避ける傾向があります。あなたは自分の弱みを嘆きながら人生を送りたくありません。それよりも、持って生まれた天賦の才能を最大限に利用したいと考えます。その方が楽しく、実りも多いのです。そして意外なことに、その方がもっと大変なのです。

出典:クリフトンストレングスの資質「最上志向®」の紹介

 

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