【要約】ストレングスファインダー「原点思考」の特徴まとめ

ストレングスファインダーの「原点思考」について、3つのポイントにしぼって要約しています。

 

① 何ができる強みなのか?

② 好きなことはなにか?

③ 注意点はなにか?

 

【定義】ストレングスファインダーでいう「強み」とは?

 

”無意識”に表れる行動・感情・行動パターンを「才能」。

 

”意識的”に才能を使いこなせている状態を「強み」と定義しています。

 

 
「才能」は意識的に使って初めて役に立つものです!
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【要約】ストレングスファインダー「原点思考」3つのポイント

 

①何が出来る強みなのか?

 

  • 「過去から思考する力」で「考えが、どのような背景に基づいているかで適切に判断する」ことが出来る

 

 

原点思考の強みは、物事の背景や経緯を理解して考えることが出来る点です。

現在がどうであるかを、過去からたどって整理できます。

 

例えば、「そもそもの目的は何だっけ?」「そもそも最初の状態はどうだった?」と考えることが多いです。

 

プロジェクトが進む時も、目的や原型を理解しているので、方向性を見失わずに議論を進めることが出来ます。

 

また、プロジェクトが計画される段階ならば、過去に似たような企画があるか調べます。

 

それによって、過去と同じ間違いをすることが無くなります。

 

②好きなことはなにか?

 

  • 自分が興味がある物事の歴史や過去の経緯を調べたり質問して知っていくことが楽しい

 

  • そもそも何にために?過去の経緯を知らずに今後を考えるなんて不可能だと考える

 

  • 相手の言葉や過去の事実をよく覚えている

 

  • 相手が忘れたり間違うとなぜ忘れるのか?」と思う

 

 

原点思考の強い人は、物事の歴史について調べることが好きです。

そのため、過去の出来事についてよく覚えています。

過去を知ることで今後のことを考えたいと思います。

 

 

例えば、旅行に来たとすると、どのような歴史を経て今の街並みになっているかを知ると、より楽しくなります。

 

投資である企業に注目する際は、社史や業界の移り変わりを調べることで、適切に判断しようとします。

 

例えば、同じ過ちに進んでいる人を見ると

 

「前に失敗したことを覚えていないのかな?」と感じることがあります。

 

自分自身が過去の出来事をよく覚えているので、相手が覚えていることにもこだわり事があります。

 

 ③注意点は何か?

 

  • 過去に固執してしまうことがある

 

 

原点思考の注意点としては、過去に固執してしまうことがある点です。

過去への固執で、やり方を変えられなかったり、行動が出来なかったりします。

過去を調べる手段を増やしたり、過去の状況の分析をする力をつけるとよいです。

 

例えば、何か行動をしようとした時に、過去の経緯から調べようとします。

 

その時に、調べたくても情報が無かったり、集められないと、自信を持って判断が出来なくなります。

 

そのため、ネット・書籍・研究資料、情報を得るための人脈など、情報を得る手段を多く持つようにすると良いです。

 

また、周りの過去の成功事例を調べた際に、そのやり方に固執してしまうことがあります。

 

「自分たちの状況」と「過去の成功事例」の違いを、分析するようにしなければ、良いやり方にたどり着けません。

 

過去を調べ上げる強みは活かし、「分析思考」や「戦略性」の力を借りながら進めていくとよいです。

 

ストレングスファインダー原文の説明(補足)

 

ストレングスファインダーの開発元であるGallup社の説明では次の通りです。

 

 
原文でも「原点思考」は、過去を振り返ることで今後の方向性や判断を適切に考える強みだとわかります。

 

あなたは過去を振り返ります。そこに答えがあるからです。現在を理解するために、振り返ります。

あなたの見方からすると、現在は不安定で、訳のわからない喧騒が入り乱れています。現在が安定を取り戻すには、過去、つまり計画が立てられたときに心を向けてみる以外方法はありません。

過去は今よりわかりやすく、計画の基礎が築かれたときです。振り返ると、計画の原型が現れるのが見えてきます。そしてあなたは、初めの意図が何であったのかを知ります。今はこの原型、あるいは意図があまりにも飾り立てられて、本来の姿がほとんど認識できなくなっていますが、この「原点思考」の資質によって、これらが再び現れます。このようにして原型や意図を理解することは、あなたに自信を与えます。あなたは元々の考え方を知っているので、方向を見失うことなく、適切な判断を下すことができます。

仲間や同僚がどのようにして今のようになったかを知っているので、あなたはより一層彼らの良きパートナーとなります。過去に蒔かれた種を理解しているので、あなたは自然に将来をよく見通すことができるようになります。初対面の人や新しい状況に直面すると、慣れるのにある程度の時間が必要ですが、その時間を取ることを心掛ける必要があります。

あなたは原型が表面に浮かび上がるような質問をするように心がけなければなりません。なぜならば状況がどうであれ、原型を見たことがなければ、自分の決断に自信が持てなくなるからです。

出典:クリフトンストレングスの資質「原点思考®」の紹介

 

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