【要約】ストレングスファインダー「規律性」の特徴まとめ

ストレングスファインダーの「規律性」について、3つのポイントにしぼって要約しています。

 

① 何ができる強みなのか?

② 好きなことはなにか?

③ 注意点はなにか?

 

【定義】ストレングスファインダーでいう「規律性」とは?

 

”無意識”に表れる行動・感情・行動パターンを「才能」。

”意識的”に才能を使いこなせている状態を「強み」と定義しています。

 

 
才能」は意識的に使って初めて役に立つものです!

【要約】ストレングスファインダー「規律性」3つのポイント

 

①何が出来る強みなのか?

 

  • 「一貫して計画的な行動が出来る力」で「多くのことを習慣化し、無意識に実行すること」が出来る

 

 

規律性の強みは、行動を習慣化して計画通りに実行することが出来ることです。

 

例えば、「毎朝7時に起きる。8時には散歩に出かける。決まったルートを歩いて30分後には家に戻るのように、自分の行動を時間単位で習慣化することが出来ます。

やることが増えれば、分単位でも習慣化も難しくないはずです。

仕事では「クライアントと電話をしたら、話した内容をメールで必ず共有する」「仕事を任された時、どれだけ小さなことでも期限を確認して、スケジュールに記入する」など、予め行動をルール化します。

出来るだけ考えをシンプルにすることで、確実に物事を進めることが出来ます。

 

 ②好きなことは何か?

 

  • 毎日のスケジュールや環境が、効率がいい流れや状態に計画すると快適
  • 急な変更で乱されることがなく毎日が過ごせている時にとても快適
  • 自分の日々を自分にとって最も効率的で快適なスケジュールと環境におきたい
  • 自分の日々を自分が把握しコントロールしたい
  • 突然の変更に苛立つ

 

 

規律性の強い人は、スケジュール通りに行動をするのが好きです。

 

例えば、やるべきタスクはリスト化するだけでなく、いつ実施するかまで決めたいです。

行動を正確に把握し、予定通りに物事が進んでいると嬉しいです。

逆に、場当たり的な行動や、行き当たりばったりの状況は嫌います。

 

 ③注意点は何か?

 

  • 変化に動揺し、抵抗する可能性がある

 

 

規律性の注意点としては、予定変更には適応できないことがあることです。

人のキッチリとしていない状態に苛立ってしまうかもしれません。

そのため「自分のペースに戻す方法を見つけておくこと」「プロセスが変わっても結果に大きく影響しないこと」を認識するとよいです。

 

例えば、午前9時半に洗濯物を取り込んで、午前10時にジムに行く予定をしていたとします。

しかし、洗濯機が回っていなくて、午前10時にジムに行くことが出来ませんでした。

この場合は「ジムの予定は中止、次の予定からはスケジュール通りに進めよう」と考えたり、

「今日だけジムに行けなくても、これまでの全ての筋トレが無駄になったわけじゃない」と考えるとよいです。

また、人から急に頼まれて、予定が変わる時も同じです。

自分の予定を変えるのは嫌かもしれませんが、毎回断るのは関係性に影響するかもしれないです。

そのため、自分の予定に「急な依頼に対応する時間」をつくっておくと良いです。

急な依頼でも「この時間なら対応できるよ」と言えるように余裕を持つと、上手く対応できます。

 

ストレングスファインダー原文の説明(補足)

 

ストレングスファインダーの開発元であるGallup社の説明では次の通りです。

 

 
原文でも「規律性」は、自分の行動を計画し、予定通りに正確に進めていく強みだとわかります。

 

あなたの周りのことはすべて予期できる必要があります。何事も秩序正しく計画されていなければなりません。そのため、あなたは本能的に周りのことを秩序立てようとします。

毎日の日課を決めます。あなたはものごとの進捗状況と締め切りに集中します。長期的なプロジェクトは、連続性のある具体的な短期計画に分割し、一つひとつの計画をきちんと実行していきます。必ずしも几帳面でもきれい好きでもありませんが、正確さを求めます。

人生には必ず混乱がついて回りますが、それに直面したとき、あなたはその状況をコントロールしていると感じたいのです。日課、進捗状況、秩序立て、これらすべてが、この状況をコントロールしているという感覚を生み出します。この「規律性」の資質を持っていない人たちは、あなたの秩序立てたいという欲求にいらいらするかもしれません。しかし、衝突を避けることはできます。

あなたは、誰もが自分のように何でも予測できることを望んでいるわけではないと理解しなければなりません。彼らは物事を達成する他の方法を持っているからです。また、あなたが秩序立てを必要としていることを彼らに理解させ、その価値を認めさせることもできます。

予想外の出来事に対する嫌悪感、誤りに対する苛立たしさ、あなたの日課、細部まで突き詰める傾向、これらはどれも、人の行動を制限しようとする命令的な振るまいだと誤解されてはなりません。むしろ、これらの行動は、あなたが毎日の生活で起こる障害に直面した時、前進と生産性を維持するための本能的な方法であると理解されるべきです。

出典:クリフトンストレングスの資質「規律性®」の紹介

 

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